間違ったシャンプーは、抜け毛・薄毛につながります。
様々な通説がありますが、ここ数年、薄毛の夫が実践し、効果を得ている方法をお伝えします。
目次
抜け毛の本数を増やすダメなシャンプー方法
✕ シャンプー剤の使いすぎ
シャンプー剤には、界面活性剤が含まれているものが多いです。
界面活性剤は、髪をツルツルにしなやかにし、指通りを滑らかにする効果があります。
しかし、頭皮の皮脂を取り除く作用もあります。
皮脂は頭皮の「保護」と「保湿」をするバリア・ベールです。
本来、頭皮の健康を保つために必要不可欠なものです。
シャンプー剤を過剰に使うと、髪をツルツルになるものの、皮脂が削り取られ、頭皮が荒れた状態になってしまいます。
抜け毛・薄毛の発生しやすい状態になり、育毛環境にとって良いものではありません。
⇒「薄毛と皮脂の関係」
安いシャンプーを使うと薄毛になる、という通説もありますが、高いシャンプーには髪がツルツルになる成分が多めに含まれているとうだけで、価格に関係なく、シャンプーのしすぎ自体が、育毛には良くないのです。
✕ すすぎ残しは、界面活性剤が残留し薄毛のもと
髪を洗う行為よりも、すすぎの方が重要です。
すすぎが不十分だと、シャンプー剤の成分、界面活性剤などが頭皮に残留し、育毛環境にダメージを与えます。
すすぎには、洗髪の倍位以上の時間をかけて行う必要があります。
髪の汚れは、ホコリやチリ、整髪料などですが、これらは、シャンプー剤を使わなくても、お湯で軽く流すだけでも8割は除去できると言われています。
シャンプーはシャンプー剤を髪と頭皮に塗布する行為とも言えますから、十分な時間をかけて洗い流す必要があります。
✕ 頻繁な回数のシャンプー
一日に何度もシャンプーをすると、頭皮だけではなく、髪の毛にもダメージを与えます。
そもそも、毎日シャンプーをするようになったのは、近現代に入ってからで、それ以前の洗髪は数日に一度、というのが普通でした。
毎日シャンプーをするようになって、同時にダメージケア製品が多くで回るようになっています。皮肉なものですが。
✕ 爪を立てるシャンプーはフケ発生ループに
フケが多く、かゆみのあるからといって、決して爪を立てたシャンプーはしてはいけません。
必ず指の腹で、優しくマッサージしてください。
爪を立てると、フケはとれますが、表皮細胞を削ってしまいます。
削られた表皮細胞は、自分を修復しようとして、再生・分裂を繰り返します。これがさらなるフケを生み、フケの悪循環になります。
痒くても、決して爪を立てるのはやめましょう。
✕ 水道の塩素が頭皮に良くない
水道水は、殺菌のための塩素が入っています。
病原菌を殺菌するために、水道水には塩素を入れているのです。
水道水の塩素は頭皮にとっては刺激・ダメージになります。
頭皮に必要な常在菌まで除去されてしまいます。
過剰なシャンプーが良くない理由がここにあります。
対策としては、塩素除去ができるシャワーヘッドを使うことです。
数千円で買えて、シャーヘッドを付け替えるだけですから、手軽な抜け毛
・薄毛対策として是非やっていただきたいです。
抜け毛・薄毛を防ぐシャワー方法
○ ぬるま湯だけのシャンプー
36〜38度ぐらいのぬるま湯で、シャンプー剤を使わずに洗う方法です。
「湯シャン」として、福山雅治さんやタモリさんも習慣にしているそうです。
本来、頭皮の保護と保湿に必要な皮脂を取りすぎることもなく、有害なシャンプー剤のすすぎ残しを気にする必要もありません。
塩素除去のシャワーヘッドを使い、普段の整髪料は控えめにして、「湯シャン」を行えば、頭皮の育毛環境はかなり改善されるはずです。
まとめ
抜け毛・薄毛を防ぐシャンプー方法についてお話しました。
抜け毛・薄毛を防ぐシャンプー
- シャンプー剤は少なめか使わない
- 洗髪の倍の時間で十分にすすぐ
- 頻繁な回数のシャンプーは避ける
- 爪を立てずに指の腹でマッサージ
- 塩素除去のシャンプーヘッドを使う
- 整髪料は控えめに
- ぬるま湯だけの「湯シャン」