AGA・薄毛の方の中には、積極的に運動をしている方もいらっしゃると思います。
同じ運動をするにしても、薄毛にとって良い影響があるスポーツ、悪い影響があるスポーツはあるのでしょうか?
目次
AGAにとって、良い運動と悪い運動がある
AGA・薄毛にとって、良い運動か?悪い運動か?
それを分ける基準は「頭皮の血流や育毛環境への影響」です。
この点、ほとんどの運動は体中の血流を促進しますので、基本的には、運動は薄毛に悪いものでは無いと言えます。
しかし、薄毛が進行中の方にとっては、気をつけるべきポイントがあります。
AGAに良い運動
○ ウォーキング:かかとへの適度な衝撃が頭皮の血流促進
AGA・薄毛に良い影響を与える運動の代表が「ウォーキング」、ただひたすら歩くことです。
ウォーキングは、かかとへの衝撃が適度に加わる運動です。
かかとへの刺激は、頭頂部の毛細血管を刺激し、毛細血管中の血流量を増やすと言われています。
髪を育てる酸素や栄養素は、毛細血管を通って、髪の生産工場である毛乳頭に運ばれます。
頭頂部が薄い人は、頭頂部の温度が低いです。
ウォーキングをしていると頭頂部がじわっと温まってくるのが感じられると思います。
ウォーキングによって、頭頂部の毛細血管における血流量が増えれば、必要な酸素・栄養素が十分に運ばれるようになり、育毛環境の改善につながります。
ウォーキングの目安としては、じわっと汗ばんでくるような状態になるまで、およそ20〜30分間、大股でしっかりと大地を踏みしめて歩くと良いでしょう。
AGAに悪い運動
✕ 水泳:プールの塩素が頭皮環境に悪影響
ウォーキングとは反対に、薄毛にとって注意しなければならない運動が「水泳」です。
水泳自体は素晴らしい全身運動であり、健康や肉体づくりに最高の運動のひとつです。
しかし、薄毛の方にとっては、プールに含まれている「塩素」が大敵になります。
塩素は、プールの水を雑菌から守るために通常使われます。
この塩素が、頭皮にとって必要な常在菌(善玉菌)まで殺してしまうのです。
頭皮の常在菌がなくなると、頭皮や毛穴に雑菌(悪玉菌)が居座り、悪臭や抜け毛の原因になると言われています。
ですので、頭皮環境のことを第一に考えるならば、AGA・薄毛の方は、なるべくプールでの水泳は控えておいたほうがよいと言えます。
できればシャンプーヘッドも塩素除去タイプに変えた方が良い
ちなみに、家庭の水道水にも塩素は含まれています。
水道水の中で病原菌が繁殖しないようにするために、水道法という法律で決められた一定量の塩素が、水道水には必ず含まれています。
ですので、シャンプー自体が頭皮の常在菌(善玉菌)を必要以上に殺菌してしまう恐れはあるのです。
解決方法としては、シャンプーヘッドを塩素除去タイプのものに取り替える方法があります。
気になる方は試してみるといいかもしれません。
まとめ
・
AGAにとって | ||
良い運動 | ウォーキング | かかとへの適度な衝撃が頭皮の血流促進 |
悪い運動 | 水泳 | プールの塩素が頭皮環境に悪影響 |
補足:できればシャンプーヘッドは、塩素除去タイプに変えた方が良い。
最後までお読み頂きありがとうございました。