近いうちにデートがある、数年以内に結婚したい、など薄毛を治すまでのリミットがある方へ。
薄毛対策別に、必要な期間を比較しました。
期限内に薄毛をなんとかする必要に迫られている方は参考にしてください。
目次
薄毛対策にかかる期間【比較表】
薄毛対策 | 薄毛改善に必要な期間 |
AGAの専門クリニック | およそ半年 |
育毛サロン | 数年かかっても微妙 |
市販の育毛シャンプー |
数年かかっても微妙 |
市販の育毛剤・サプリ |
数年かかっても微妙 |
かつら・ウィッグ | 即時 |
人口植毛 | 不明(健康被害リスクあり) |
自毛植毛 | およそ半年 |
半年かかるがクリニックが一番確実
AGAの専門クリニックは、薄毛治療の効果が出るまで約半年はかかります。
しかし、治癒率の高さ、確実性から考えると、半年間待つだけの意味はあると思います。
クリニックで処方されるのは、主にフィナステリド(商品目プロペシア、フィンペシア等)、ミノキシジル外用薬です。
この2つは、日本皮膚科学会の『男性型脱毛症診療のガイドライン』でAランクの評価を得ています。
医学的に効果が認められているもので、公式に推奨されている数少ない薄毛治療薬です。
薬の名前 | 日本皮膚科学会ガイドラインの評価 | 効果 |
フィナステリド | 推奨度A:行うよう強くすすめる | 薄毛の進行を抑える |
薬の名前 | 日本皮膚科学会ガイドラインの評価 | 効 果 |
ミノキシジル | 推奨度A:行うよう強くすすめる | 発毛 |
AGAの専門クリニックでは、この2つの薬を安全に処方してもらえます。
薄毛をしっかりと治すなら、通院治療費を考えてもAGAの専門クリニックが一番コストパフォーマンスが良いです。
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同じく半年かかるが、お金に余裕があれば自毛植毛もおすすめ
自毛植毛は、自分の残った髪を薄毛部分に移植する手術です。
人工植毛とちがって、自分の髪を移すので定着率が高く、拒絶反応による皮膚疾患などの心配が少ないです。
ただし、注意点としては、
- お金がかかかる
- 担当医の技量による
費用は本数にもよりますが、一般的におよそ30〜200万円はかかります。
ただし、自毛植毛の場合、人工植毛とちがって、その後のメンテナンスにかかるコストはほぼありません。(人工植毛はメンテナンスにおよそ年100万円ほど)
また、担当医の経験や技術にも多少左右される部分もあります。
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ダラダラ時間がかかる割には、効果が微妙な薄毛対策
育毛サロン・発毛サロン
育毛サロン、発毛サロン、呼び名は様々ですが、医療機関ではなく、独自のマッサージや発毛商品を提供しているこれらのサロンは、総じて高額なものが多く、長期契約を結んでも、なかなか効果が表れないものがほとんどです。
また、退会時に解約金などを請求されたりするトラブルも多く、国民生活センターに毎年のように苦情が多く寄せられています。
近年は業界団体の自主規制もあり、このようなトラブルは減少傾向にありますが、依然としてこの手の育毛サロンは、手を変え品を変え情報弱者からお金を吸い取ろうとしている面が否めません。
市販の「育毛」シャンプー
さも発毛・育毛に良さそうに宣伝されているシャンプーが多くありますが、これらは髪の毛にハリを与え、ボリュームアップしてみせるだけのものがほとんどです。
ミノキシジルのように、発毛そのものが促されるわけではなりません。
ですので、いくら「発毛・育毛」をうたったシャンプーを使い続けても、薄毛を治すのは難しいと言わざるを得ません。
市販の育毛剤・育毛サプリ
同じく、市販されている多くの育毛剤や、育毛をうたったサプリのほとんどは、医学的には何の根拠も効果実績も持たたいものが多いです。
「ワカメやヒジキを食べると髪が生える」などの民間療法もそうですが、育毛剤やサプリは、あくまでもクリニックでの投薬治療の補助ぐらいに考えておいたほうが良いでしょう。
クリニックでの薄毛治療の補助という意味では、むしろ生活習慣の改善のほうが大切です。
ハゲ・薄毛の対策は、生活習慣の改善から!
なお、育毛剤の中には、日本皮膚科学会の『男性型脱毛症診療ガイドライン』で認められた有効成分を含むものも一部あります。
これらは例外的に、薄毛治療効果の期待できる育毛剤と言えるでしょう。
ハゲに育毛剤は効かない?薄毛に本当に効く成分はこれ!
一瞬でできる薄毛対策:かつら・ウィッグ
医療用として、外傷や病気による脱毛を隠すために作られてきたカツラもあります。非常に精巧にできており、着用した人のQOL、人生の質を改善させているとの報告があります。
つい最近までカツラというと、かぶっているのがバレやすい、頭皮から浮いて見える、風で飛ぶ、などネガティブなイメージが付きまといがちでしたが、近年の技術革新により、生え際との境目がハタ目にはまったくわからないようなカツラも登場しています。また、特殊技術により、風や雨でも外れにくい強度を持ったカツラや、頭皮の皮膚と同化してして見えるシールを使ったカツラなどもあります。
若者の中には、部分的なウィッグだけではなく、「全頭カツラ」をファッションとして着替える文化も根付き始めています。薄毛ではない若い男性が、ファッションカツラ専門店に足を運ぶ様子もメディアで伝えられています。
まとめ
育毛対策にかかる期間について比較しました。
- 半年かかるがクリニックが一番確実
- 同じく半年かかるが、お金に余裕があれば自毛植毛もおすすめ
- 育毛サロン、シャンプー、サプリ、一部の育毛剤は、ダラダラ時間がかかる割には効果が微妙
- カツラ・ウィッグは一瞬でできる薄毛対策
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。